ANAのスーパーフライヤーズカード(SFC)を保有していますが、仕事やプライベートで自ずとプレミアムポイントが貯まった結果プラチナ会員になったわけではありません。
いわゆる「修行」をして50,000プレミアムポイントを獲得し、プラチナ会員になったわけです。その結果、SFC会員になりました。
SFC修行前には、ANAカードもしっかりと取得
SFC修行を行う前に必ず用意すべきはANAカードです。(修行後でも可能ですが、クレジットカード会社の審査がありますので、多くの人は修行前に保有するでしょう。)
修行を行うと決めた年の夏にANA VISAカードをまず取得しました。そして修行は翌年に行うことに。
夏ごろに取得すれば、年明けのチケットを秋から順次購入する際にANAカードを使って決済できます。そうすれば、決済金額によるマイルだけでなく、わずかではありますがボーナスマイルも貯めることができると思ったので、夏に取得しました。
ちなみに最初は普通カードでしたが、年明けにはゴールドカードに切替えました。おいおい、スーパーフライヤーズカードに切替える前にはゴールドカードにしておきたいと思ったからです。
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王道ルートのシンガポールと石垣、沖縄の国際線、国内線組み合わせで
ANAの修行の場合、SFC修行にしてもダイヤモンド修行にしても、まずルートをどうするか?を予め決めておきたいところです。
1年で50,000プレミアムポイント(ダイヤモンドメンバーになる場合には100,000プレミアムポイント)を獲得しなければならないので、予めどのルートでどれくらいプレミアムポイントを獲得するかを計算しておかなければなりません。
SFC修行をした時に流行っていたのが、国際線航空券に国内線区間をアドオンさせるというものでした。当時は国際線チケットを購入すれば、国内線は片道5,000円でどこでもアドオンできるというルートを組むことができました。しかも国内線部分は100%加算率でしたので結構プレミアムポイントを多く獲得することができました。
そうしたなかで、初めての修行をした際に行ったのが、シンガポールと石垣、そして沖縄でした。
ルートは以下の通り
羽田⇒石垣
石垣⇒羽田
羽田⇒シンガポール
シンガポール⇒成田
羽田⇒沖縄
沖縄⇒羽田
現状では最初の羽田⇒石垣と最後の沖縄⇒羽田は、別に国内線チケットとして購入しないといけませんが、当時は、この区間を含めて6区間を1つの航空券として予約、購入できました。
正直、不思議なルートで購入できるな、と思ったものです。東京在住者がシンガポールへ行くのに前後で日本国内どこへでも往復することができるわけですから。恐らくこのルートで利用していた搭乗客は、ほぼ全員プレミアムポイント獲得目的で修行していた人でしょう。
石垣島はタッチではなく、一泊してゆっくりと観光、グルメを楽しむ
修行旅行で最初に行ったのが、石垣島です。国内線では修行先に石垣を選ぶ人は多いでしょう。やはり東京や大阪、名古屋などからだと多くのマイルとプレミアムポイントを獲得できますので、石垣に行くのは自然かもしれません。
実際に石垣は搭乗率も高く、いつも混んでいるというイメージがあります。
ANAの羽田⇔石垣線は当初は1日1便でしたが、現在は1日2便に増便されていることからもわかります。
羽田から石垣の場合、当時は1日1往復だけでしたので、日帰りだと同じ飛行機で帰ってくる必要がありました。
石垣空港に到着すると修行僧の人は何となくわかります。空港内で時間を潰したり、空港の外に出ても石垣市街地へ行く様子もないので、そういう人を見ると修行しているんだろうなと思ったものです(そういう自分もその一人ではあったんですが)。
石垣まで行って日帰りは何となくもったいないし、やはり市街地までいってのんびりとしたいという思いがあったので、石垣はタッチではなくて一泊しました。その後の修行も含めて、3回石垣には行きましたが、全て1泊しています。
1泊すると結構時間的に余裕がありますので、市街地でのんびりとしたり、離島へ行く時間もあります。ただ到着した日は、ホテルにチェックイン後はしばらく部屋でのんびりと横になっていました。案外石垣までのフライト時間は長いので、それなりに疲れるんですね。
その後は八重山そばを食べたり、石垣牛の焼肉を食べたりとそれなりに石垣島での滞在を満喫しました。
シンガポールは実質的に1日の滞在だけど、0泊のSINタッチ、そして沖縄へ
石垣から羽田に戻って、同日の深夜便(現在NH843便)でシンガポールへ向かいました。正直深夜便は結構体力的にきついです。うとうとすることはできても、なかなか熟睡できないですし。
翌早朝にチャンギ空港に到着すると、その日一日はシンガポールを観光しました。
お昼にはチキンライスを食べて、マリーナベイサンズやマリーナ地区を散策したり、オーチャードロードをぶらついたりと、それなりにシンガポールを楽しむことができます。
そして夜には再びチャンギ空港へ。疲れを取る意味でも、ラウンジでシャワーを浴びてさっぱりとしました。
今度は成田までの深夜便(NH802便)で帰ります。この時は、横の席が空いていたので、横になって帰れたので少しだけ楽でした。と言っても飛行時間は6時間ほどですから、あまり熟睡もできません。
ちょっと疲れたなと思いつつ成田に到着後は一旦帰宅。
数時間ほど休むと、今度は羽田へ。夕方のフライトで沖縄へ向かいました。そして翌日に沖縄から帰宅。
国際線を利用する際はスケジュールに余裕を持つようにルートや日程を組む
最初の修行では、帰宅した翌日はかなり疲れが出てしまいました。やはりシンガポール往復の深夜便が2日間続いたのが体力的に負担でした。
深夜便の移動は2日連続は避けたほうが良いでしょう。後で結構体にきます。
2回目以降の修行は、バンコクやヨーロッパへ行きましたが、いずれも夜行便をできるだけ避けて、昼間のフライトで移動するようにしました(もっともヨーロッパは現地で1週間近く観光したので、修行には当てはまらないかもしれません)。
また国際線と国内線の移動も同日ではなく、翌日にするようにもしました。
つまり、最初の修行のように、石垣から羽田に戻ったら、同日の夜行便でシンガポールへ行くのではなく、一旦帰宅して翌日にシンガポールへ向かうというように。
確かに空港と自宅の往復は面倒かもしれません。しかし、しっかりと家で横になったほうが、移動が楽です。
この辺りは個人差があるので、何とも言えないですが、スケジュールを優先させる(短期間で修行をこなす)のか、体力を優先させるかを考えて、日程やフライトを組むのが良いでしょう。
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