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ANA マイル

ANAのマイルとプレミアムポイント 違いをはっきりとさせよう

公開日:2018/4/5/

ANAのマイレージプログラムで、一番大事なことはやはりマイルを貯めること。改めて言うまでもありませんね。マイルを貯めて、特典航空券やアップグレードに使うことが、利用者の最大の目的であり、醍醐味です。

そんなマイルですが、ANAのマイレージプログラムには、別にプレミアムポイントというものもあります。

マイルとプレミアムポイント、似ているようで全く非なるものです。どんな違いがあるのかを比較して、はっきりとさせておきます。

 

ANAの加算マイルとプレミアムポイントの明確な違い

ANAのマイルとプレミアムポイントの違いは何か?

簡単にまとめると以下のようになります。

 

マイル
ANAやスターアライアンス、他の提携航空会社の搭乗や、クレジットカードの買い物などによって貯まるもの。特典航空券をはじめとして、アップグレードやスカイコイン、ホテルクーポンやショッピングポイントにも交換することができるもの。一般的にイメージする、「マイルを貯めて使う」際のマイルのこと。
プレミアムポイント
プレミアムポイントは、毎年ANA及び他のスターアライアンス各社の搭乗において積算されるポイントのこと。このポイントは、ブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドの各プレミアムメンバーになるための達成基準となるものです。このポイントは翌年に繰り越すことはなく、毎年新年を迎えるとリセットされ0になります。

 

マイルは貯めることができ、それを特典航空券などに交換することができるもので、その有効期限は加算時から3年です(ダイヤモンドメンバーは無期限)。

一方、プレミアムポイントというのは、あくまでも毎年、翌年のメンバーステイタスの達成基準に使われるものなので、繰り越したり、何か特典に交換するようなものではありません。

ですので、SFC修行やダイヤモンド修行というように、プラチナメンバーやダイヤモンドメンバーになるためにたくさんANAに搭乗する場合に重要になってくるのは、マイルではなく、プレミアムポイントになります。

 

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ANAの加算マイルはどのように計算されるか?

 

国内線フライトマイル=搭乗区間の基本マイレージ×運賃種別毎の積算率

国際線フライトマイル=搭乗区間の基本マイレージ×予約クラス毎の積算率

 

マイルについては、国内線と国際線で分かれていますが、基本的にはマイル(区間距離)をベースにして、航空券の種類に応じて積算率が異なってきます。

例えば東京からシンガポールに行く場合を見てみましょう。

シンガポールまでの区間基本マイレージは3,312マイルです。一般的にエコノミーの割引チケットを購入する場合、50%積算率のものを購入することが多いので、ここではそのチケットを購入するとします。

3,312マイル×50%=1,656マイル

 

東京からシンガポールまで積算率50%のエコノミー航空券の場合、1,656マイルが加算されます。

これはANAだけでなく、スターアライアンスでも同様の計算が行われ、マイルと利用する航空券の種別を基に計算されます。当然ながら、同じエコノミー航空券でも100%加算される価格の高いものを購入すれば、それだけ多くマイルが加算されます。

 

ANAのプレミアムポイントはどのように計算されるか?

 

プレミアムポイント=搭乗区間の基本マイレージ×航空券毎の積算率×路線倍率+搭乗ポイント

 

プレミアムポイントもマイルと同様にベースとなるのが、搭乗するフライトのマイル(区間距離)です。従って長距離路線のほうが、その分多く獲得できるわけです。

しかし、マイルと異なるのが、これに加えて路線倍率、搭乗ポイントというのが加わる点です。

路線倍率というのは、搭乗する路線によって異なる倍率が掛けられているというものです。国内線は2倍、ANA便のアジア、オセアニア線は1.5倍、他の路線およびスターアライアンス加盟航空会社は1倍に設定されています。

上記のマイルと同様にシンガポール線で計算してみます。同じく50%積算率のエコノミー航空券を利用する場合には、

3,312マイル×50%×1.5=2,484ポイント

路線倍率が加味されるので、シンガポールをはじめアジアやオセアニア線の場合マイルとプレミアムポイントは異なります。

路線倍率が2倍になる国内線ももちろん異なってきます。

また搭乗ポイントというのは、国内線のプレミアムクラスや国際線ビジネスクラスやファーストクラスなど搭乗するクラスやエコノミーやプレミアムエコノミーでも高い運賃の場合に加算されるものです。

 

初めてフライトマイルが加算されて、初めてマイルとプレミアムポイントの違いを知る

今では、マイルとプレミアムポイントの違いや概念について理解できていますが、実は初めて自分のマイル口座にマイルとプレミアムポイントが積算されるまでは混同していました。

もともとANAでマイルを貯め始める時に、まずプラチナ会員になってスーパーフライヤーズカード(SFC)を取得するつもりだったので、プレミアムポイントのことは事前に知ってはいました。

上記の通り、国内線は2倍、アジア線は1.5倍になったり、プラチナメンバーになるためには年間で50,000プレミアムポイント必要であることも把握はしていました。

そのうえで、いわゆるSFC修行というのを行いました。

(※SFC修行前に取得しておきたい、ANAカードのラインナップ、比較

 

最初は1月にシンガポールまで行くのに前後に国内線をアドオンさせる(付け加える)という典型的な修行ルートを組みました。

その時はまず羽田から石垣島へ飛んで一泊してから翌日羽田に戻り、その日の夜行便でシンガポールに移動するというものでした。

最初の羽田⇒石垣の搭乗分が自分のマイル口座に加算されたのを確認したのが翌日だったか、その翌日だったかはっきり覚えていませんが、その時に「あれ?」と思ったんです。

加算マイルとプレミアムポイントが異なっていたのを知って、初めて両者が異なることを認識しました。

プレミアムポイントが2,448ポイント(1,224マイル×100%×2倍)であるのは計算していた通りでしたが、加算マイルが1,346マイルと全然思っていたのと違いました。

それでよくもう1回ANAのホームページを確認してみると、マイルとプレミアムポイントは全然違うものであることをここで初めて知りました。

実はもともとユナイテッド航空のマイレージプラスやエアカナダのアエロプランでマイルをずっと貯めていました。どちらも、エリートメンバーになるための基準は加算されるマイルでした。

つまり例えば、ユナイテッドでANAのプラチナに相当するプレミアエグゼクティブになるためには年間の加算マイルが50,000マイル必要でした。そもそもANAのようなマイルとは別のプレミアムポイントに相当するような概念がなかったので、ある意味ではわかりやすかったわけです。

そうした長年の染みついた固定概念があったので、勝手にプレミアムポイント=加算マイルという思い込みをして疑っていませんでした。

そのため、修行する前から、「結構マイルが貯まるなぁ」なんて思っていましたが、思っていたよりもマイルが貯まらないことにがっかりときたものです。

以前にマイルに詳しい外国の人が、「日本のマイレージ制度は複雑で理解するのが難しい」というようなことをブログでコメントしていたのを見たことがあったんですが、なるほどこういうことなのかなと妙に納得してしまいました。

まぁ、でもちょっとANAのホームページ読めばわかったことなんですがね。

 

まとめ

ANAのマイルは、特典航空券をはじめとして、様々な特典に交換するために積算していくものです。やはりマイルは貯めて使うことが基本です。特典旅行でハワイに行きたいとか、ビジネスクラスでニューヨークに行きたいなどそれぞれ使い方や目標があるでしょう。そのために、必要なのが加算されるマイルです。

またマイルは搭乗するだけでなく、クレジットカードでの買い物などフライト以外でも貯める機会が多くあります。

一方でプレミアムポイントは毎年プレミアムメンバーになるための基準になるもので、年明けにはリセットされ繰り越されないものです。

SFC修行やダイヤモンド修行する人にとっては、加算マイルよりもプレミアムポイントに関心がいくかもしれません。マイルとは異なり、翌年以降にリセットされますし、交換できるわけではありませんが、プレミアムメンバーになると色々な特典やメリットを享受できる楽しみが待っています。

 

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