ANAでマイルを貯めるのであれば、やはり誰もが1枚は欲しいと考えるのが提携クレジットカードでしょう。
よくANAカードとも言われていますが、実際に調べてみると何種類もあって迷ってしまいますよね。
いろいろとありますが、ざっくりと分けてみると、一般カード、ワイドカード、ワイドゴールドカード、プレミアムカードの4種類に分類されます。
そのなかでも、ワイドゴールドカードの特典やメリットについて、一般カードとワイドカードと比較して考えてみます。
ANAゴールドカードのラインナップ
ANAゴールドカードには以下の5種類のラインナップが揃っています。
ANA VISAワイドゴールドカード
ANA マスターワイドゴールドカード
ANA JCBワイドゴールドカード
ANAダイナースクラブカード
ANAアメリカンエキスプレスゴールドカード
なお、ワイドゴールドカードはVISA、マスター、JCBの3種類を指していて、ダイナースとアメックスゴールドを合わせて、ANAゴールドカードと位置付けられています。
自分が現在保有しているのは、ANAスーパーフライヤーズ(SFC)VISAゴールドです。
スーパーフライヤーズについては、クレジットカード会社に申し込んですぐに発行できるものではなく、ANAやスターアライアンス航空会社を利用してプラチナ会員やダイヤモンド会員になる必要があるので、あくまでもここではそれ以外のANAゴールドカードについて考えてみます。
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ANAゴールドカードを保有することでメリットを享受できる理由
結論から言えば、ANAゴールドカードを保有したほうが良いのは、ANAや他のスターアライアンス航空会社を利用することが多い人です。
特に一般カードやワイドカードと比較してみて、ゴールドカードはANAをよく利用する場合に、その特典やメリットが重厚になっていきます。
いろいろな特典やメリットの中でも、大きいのが、ボーナスマイル、マイル移行手数料を考慮した年会費、空港ラウンジへのアクセス、海外旅行保険です。
ANAゴールドカードと一般カード、ワイドカードとの比較における特典、メリット
具体的にANAゴールドカードのほうが特典、メリットが大きいポイントを、一般カード、ワイドカードと比較していきます。
ボーナスマイル
ANAを利用した際のボーナスマイルが25%と、一般カードの10%と比較して2.5倍になっています。
ただし、ワイドカードは25%ですので、ゴールドカードと同じで特に優位ではありません。
(※一方、これからANAをたくさん利用して、スーパーフライヤーズカード(SFC)を取得しようとする場合は注意が必要になります。
ワイドカードをSFCに切り替えた場合には一般カード扱いとなります。そのため、SFCゴールドカードが40%であるのに対して、SFC一般カードは35%と差が生じます。
そのため、SFCを取得することを計画している、予定している、という場合は、ゴールドカードを取得するほうがボーナスマイル率も5%多くなります。)
マイル移行手数料を考慮した年会費
ゴールドカードの場合はクレジットカード利用1,000円につき10マイル加算されますが、一般カード、ワイドカードの場合は5マイル加算と半分です。
一方で一般カード、ワイドカードでも年会費に加えて、マイル移行手数料を負担することで、10マイル加算にすることが可能です。
ただ、ワイドカードの場合だと年会費(7,830円)+マイル移行手数料(6,480円(Visa、マスター、5,400円(JCB))となります。
ですので、VISA、マスターの場合は14,300円、JCBの場合でも、13,230円となりますので、ワイドゴールドカード(VISA、マスター、JCB)の年会費15,120円とあまり変わらなくなってしまいます。
国際線のビジネスクラスチェックインカウンター利用
国際線利用の場合、ANAゴールドカード保有者は、エコノミー利用時であってもビジネスクラスチェックインカウンターを利用することができます。
羽田や成田の場合ANAのカウンターがそこそこ広く取っているので、時間帯によっては比較的空いていることもある印象ですが、それでもビジネスクラスチェックインカウンターはほとんど待つことなくチェックインできるので重宝します。
また海外の空港だとカウンター自体が広くないところもあり、エコノミーだと長蛇の列に並ばないことも度々あります。そういった場合は、ほとんど並ぶことなくビジネスクラス用カウンターでさっとチェックインできるのがとても便利です。
個人的には、この特典は海外で威力発揮といった感じがします。
空港のカードラウンジへのアクセス
ゴールドカード保有者であれば、国内の空港でカードラウンジが設置されている場合には利用することができます。
ANAラウンジのとは違いますが、出発前にちょっとドリンクで喉を潤すこともでき、自分もSFC取得前には羽田や那覇のカードラウンジを使っていました。
海外旅行保険
他のクレジットカードと同様に、ANAゴールドカードも一般カード、ワイドカードに比べて海外旅行保険が手厚くなっています。
特に気になる、傷害、疾病治療や携行品については、ゴールドカード以上でないとちょっと不安かなといった内容です。
ANA VISA/マスターワイドゴールドカード | |
ANA JCBワイドゴールドカード | |
ANAアメリカンエキスプレスゴールドカード | |
ANAダイナースクラブカード |
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