香港はその場所が限られていることもあって、高いビルが多く並んでいるのが、街並みの特徴です。
そのような高層ビルが林立する中でも、特に高いビルにはどんなものがあるのでしょうか?
香港は高層ビル群がひしめく摩天楼の都市
ビクトリアピークから眺めてみると、わかりますが、手前の香港島側には高層ビル群が密集しています。
金融やその他企業のオフィスが入っているビルやホテルが入っているようなビルなどが多いです。
ビクトリアハーバーを挟んで対岸側の九龍側も高層ビルがありますが、香港島ほどではありません。やはり香港島はビクトリアピークを含めて山が多くを占めており、平地は限られているので、横に広がるよりも高く広がっていくという発想は当然なのでしょう。
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高さで上位の香港の高層ビル
香港の高層ビルはいくつもありますが、その中でも特に高い上位のものはどれか?結構世界的にも上位に入るようなものもあります。
環球貿易広場(ICC)
香港で2017年時点で一番高いのが環球貿易広場(ICC)です。
これは九龍側にあって、2010年に完成した比較的新しいビルです。高さは484mで118階建てです。
地下に香港国際空港と香港市内を結ぶエアポートエクスプレスが乗り入れています。低層階には結構広々としたショッピングモールが入っていて、上層階にはリッツカールトンホテルが入っています。
100階には、Sky100と呼ばれる展望台も入っており、香港の街並みを堪能できます。
国際金融中心(IFC)
環球貿易広場が完成するまでは、香港で一番高かったビルです。高さは415mで88階建てです。
こちらは香港島側にあって、エアポートエクスプレスの香港駅が入っています。
中国銀行タワー
これはその名の通り中国銀行の本店の入るビルです。
その外観が幾何学的で特徴あるので、他のビルと比べて目立ち印象的です。どこから見てもやはり一番目に付いたのは、このビルですね。
高さは367mで香港では4番目の高さです。
かつての香港の高層ビルもチェック
これはかつて香港で最高峰の時期があったホープウェルセンターと呼ばれるビルです。現在上位にある高層ビルはいずれも1990年代以降に完成したもので、これはそれ以前のものです。
高さが216mと決して低くはありませんが、実際に見てみると並びの山ではないですが、高いビルの一つといった感じです。
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