オーストラリアのパースまでは、日本から直行便がありません。従って、必ずどこかを経由して、乗継いでいかないといけないわけです。
(※ANAが2019年9月に成田からパースに週7便で就航する予定)
マイレージのことを考えると、やはりマイルが積算される航空会社を選びたくなりますよね。
パースまでの行き方は、大きく分けると2パターンある
パースまでの行き方として、大きく分けると2パターン挙げられます。
一つがオーストラリアの直行便が飛んでいる都市に飛んで、乗り継いでいくというもの。
現時点では、オーストラリアの都市で、日本と直行便が運航されているのは以下の都市です。(今回はフルサービスキャリアだけを対象にして、LCCは除きます。)
シドニー ANA、JAL、カンタス
メルボルン JAL、カンタス
ブリスベン カンタス
こう見ると、ワンワールドのJAL、カンタスを利用するのが便利で、シドニー、メルボルン、或いはブリスベンからパースまではカンタスの国内線を利用することになります。
一方ANAは、2019年9月より成田からパースへ直行便を就航させます。
現状では、シドニー経由でヴァージンオーストラリアの国内線を利用していくことになります。なお、ヴァージンオーストラリアのフライトはANAのマイレージには積算対象になっていません。
そしてもう一つがアジアの各エアラインを利用して行くというものです。
過去に何度かオーストラリアに行ったことがありますが、パースを含めて、他の都市もシンガポール航空利用で行きました。特典旅行で、ANA、シンガポール、タイ航空の組み合わせの場合もあります。
シドニーやメルボルンまで飛ばしている航空会社は結構多いのですが、パースに飛ばしている航空会社となると結構限られています。
現時点では、
シンガポール航空(シンガポール経由)
タイ航空(バンコク経由)
ガルーダインドネシア航空(ジャカルタ、デンパサール経由)
マレーシア航空(クアラルンプール経由)
キャセイパシフィック航空(香港経由)
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スターアライアンス
ANAが2019年9月に成田からパースに直行便を就航させます。
フライトスケジュールは以下の通り。
NH881 成田 11:10⇒パース 20:15
NH882 パース 21:45⇒成田 8:25 (翌日)
使用機材:787-8
シドニー線のように羽田からの発着ではありませんが、行きは昼間のフライトなので、体力的には楽なスケジュールです。
また使用機材は787-8のうちビジネスクラスは、スタッガードシートの機材と現在のシドニー線に使用されている787-9と同じ仕様になっています。
最短でパースに向かう場合には、ANAが一番便利になります。
現状では、ANAの場合はシドニーで、ヴァージンオーストラリアの国内線に乗り継ぐことになりますが、ANAのマイレージだと、ヴァージンオーストラリアは積算対象外です。
もともとヴァージンアトランティックとは提携関係であり、日本から撤退した今でもマイル積算の対象にはなっているので、ヴァージンオーストラリアも積算対象かと思いましたが、そうではありません。
ただし、シンガポール航空のクリスフライヤーとは提携しているので、マイル積算対象になります。
ANA以外ですと、シンガポール航空かタイ航空の選択になります。パースまでの便数はシンガポール航空のほうが多いので、スケジュール的にはシンガポール航空のほうが便利です。
ただ、タイ航空であれば、バンコクに立ち寄りして、ちょっと遊ぶという楽しみもありますね。もちろんシンガポールに立ち寄って遊ぶというのも。
ワンワールド
ワンワールドの場合はJAL、カンタス、キャセイパシフィック、マレーシア航空のいずれかになります。
JALは成田からシドニーとメルボルンへ就航しています。
JALのマイレージであれば、JALでシドニー或いはメルボルンまで飛んで、その先はカンタスの国内線で移動するというパターンになります。
キャセイパシフィックの場合は香港経由になりますが、1日1便なので、乗継を考慮すると不便に感じるかもしれません。香港で片道ストップオーバーする場合や、メルボルンやシドニーを周遊する計画であれば、問題ないでしょう。
マレーシア航空も同様にクアラルンプールとパース間は1日1便ですし、成田からのフライト数もキャセイに比べると少ないので、ある程度選べるスケジュールは限られています。
スカイチーム
スカイチームはガルーダインドネシアの一択です。最近はスカイトラックスでファイブスターエアラインに選ばれたり、Airline of the yearでも上位10社のランクインするなど結構サービスが良くなっているようで、個人的には興味ある航空会社の一つです。
ガルーダの場合は、ジャカルタかデンパサール経由のいずれかになります。便数はそれほど多いわけではないのですが、往復ともいくつかパターンがあるので、案外便利かもしれません。
デンパサールを経由するのであれば、バリ島にも立ち寄ってのんびりとリゾートを楽しむというのも良いですね。
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